ツールカタログ2019 シーフォース

K-34 WELDING / SOLDERING / MELTING 溶接・ 付・溶解 K 顕微鏡を使うことにより、繊細箇所の 溶接を可能にしています。Orion専用 顕微鏡なのでスパークと同時に顕微 鏡レンズのシャッターが閉まる構造に なっています。 ハンドピースを手で持って溶接する為 、大きなワークの溶接も可能に。手持 ちで行う場合は、オプションの遮光レ ンズスタンドや溶接メガネ等を着用し てください。 ▶ 手持ちで行う溶接作業 高額なレーザー溶接機と同様な連射機能を追加。 アークスポット溶接機で不可能とされていた、連射 機能が150iには搭載されました。より早く、安定し た溶接が可能です。200iには、連射溶接以外にも 連続溶接機能も装備連射機能と連続機能の違い は、下記の図を参照。 ※分かり易くした図なので、詳しくは問合せください。 ▶連射・連続溶接機能搭載 連射溶接機能▶ 連続溶接機能▶ オリオンは、パルス-アーク溶接機とタック溶接機が組み合わさったマルチ溶接機です。この組合せにより、今までのアーク溶接で得た加工工場の不満を大幅に解消します。 アーク溶接の前に、タック溶接モードで、仮付けが出来るため、正確な位置への溶接を可能にします。パルスモードでは、4つのモードを搭載(※ 200i の場合 4 モード。機種 によりモード数はが違います。)「スタンダードモード」 「マイクロモード」 「ナノモード」 「ピコモード」溶接のスポットの大きさとパルス幅が違う溶接ができます。従来機だと、ス タンダードモードのみなので、細かい作業に不向きでしたが、Orion溶接機は、色々なmノードがある為、繊細な溶接から大きな製品の溶接まで可能にしています。 ▶5種類の溶接モードが溶接加⼯を変えます。 200i 150S 100C 200i 150S 100C 200i 様々な用途に使用できるモードです。 指輪などの溶接や肉盛りや巣埋め修理など に使えます。 超精密溶接モード。従来難しかった繊細な溶 接もアークスポットで可能にしたモードです。 50μまでの溶接が可能。繊細な物に適した 機能です。最高5ジュールまで出力可能。 精密溶接のためのモードです。薄い材料や、 精密な場所に最適な溶接を可能にします。従 来のアーク溶接機では、出来なかった小さな 丸カンやデリケートな溶接が可能。 PulseArcモード (アークモード) Microモード (マイクロモード) Nanoモード (ナノモード) PiCO ピコモード 新たに200iは、「ピコモード」を搭載。ナノモー ド以上の繊細な溶接が可能になりました。 200i 200i ULTRA ウルトラモード 新たに200iには、「ウルトラモード」を搭載。今ま で出来なかった大きなワークの溶接を可能に。 200i ▶ 溶接⽅法も作業に合わせ使⽤可能。 ▶ 顕微鏡を使った精密溶接作業 ⾼額なレーザー溶接機などに搭載されているパルスシェープ機能搭載。 ワンショットの溶接波形を6種類から選択可能。⾦属に応じて波形を変 えることにより、よりスムーズな溶接が可能になりました。 パルスシェイプ機能搭載 溶接をより簡単に。 カラータッチパネルで使い易く、細かい設定も思いのままに出来ます。 ⾦属別の初期設定数値が15種類登録してあります。初めて使⽤する際に 設定数値を⾒つけるのが、⼀番⼤変な作業になります。オリオンは購⼊後 も、すぐに使⽤できる環境を実現しています。⾦属の種類と溶接物の⼤き さを選択するだけで、理想に近い溶接を可能にしています。 ▶全ての溶接がデジタル制御。⽇本語で分かりやすく簡単操作を実現。 連続溶接 タッチ操作画⾯(⽇本語表記) 全機種にカラータッチパネルを採⽤。従来より 使い易く、細かい設定も思いのままに出来るよ うになりました。トレーニング機能も装備。 さまざまな溶接をカラスクリーンでわかりやす くナビゲートしてくれます。今後、新しい設定技 術、ビデオなどが出てきた場合にはパソコンか らダウンロードしSDカードでアップデートする 事も可能です。 溶接加⼯の⼤きな進化!! 世界で認められた溶接機。溶接作業が変わります。 オリオン専⽤ハンドピースと溶接の特徴。 オートモードでは、ペン先の電極が、軽くワークに触れることにより、自動的 にアルゴンガスを噴射し、溶接します。溶接の直前には、ビープ音(電子音) がなり、溶接され事をお知らせします。ビープ音が鳴る前もしくは、鳴ってい る最中、ワークから針を外せば、溶接を中止することができます。溶接時に は、針が引き込み、ワークと電極が付かない様に設計されています。 ハンドピース先端の電極針も、2種類のサイズが用意されています。電極直径0.5㎜と1.0㎜が あり電極の直径が太ければ、大きな電流が流れる為、パワーは強くなります。直径が小さけ れば、電流が流れづらく弱い溶接になります。銅や銀などパワーを必要とする金属は、1.0㎜ の電極を使うことをお勧めします。 ハンドピースの先端には、タングステンの先端を取付けます。タングステンも溶接機で最高 のパフォーマンスを発揮できる独自の針になっています。タングステン針は、消耗品です。 1本で2000発程度スパークが可能です。1本@\500程度で経済的です。タングステンの先端 形状が溶接の品質に大きくかかわります。先端が鋭い針状などスポット径が小さく溶接深度 が高い溶接が可能です(写真参照)。 先端形状が尖ってなければ、スポット径が広い滑ら かな溶接になります。溶接方法や素材により使い分けることが出来ます。 ▶先端と溶接の関係 映像で⾒る 動作とガス ▶産業業界での溶接加⼯ ▶電気・電⼦関連の溶接 ▶デンタル業界での溶接加⼯ 200i 150S 新たに仮着モードが追加されました。銀の仮 着も可能のハイパワーモード。ピアスのポス ト付けや、タイタックの溶接など従来の溶接 では、難しかった作業を快適に変えます。 Tackモード(仮着モード) 左から 0 ms/2ms/4ms/8ms 左から 10 ms/20ms/50ms パワーと溶接時間でスポット径や溶接深度を変えられます。 ▶パワーと溶接時間 銀 純金 アルミ プラチナ ニオビウム パラジウム 鉄 亜鉛 コバルト チタン ステンレス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ▶溶接と⾦属 下記の表は、金属による溶接の難易度の表です。 難し 簡単

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